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心で…

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私の大好きな

ミスドーの「エンゼルフレンチ」

このドーナツを食べる時、

思い出す事があります。

ブラスバンドに励んだ日々。と

先生の言葉。




当時、初めて食べて美味しかったから?
中学になって
お友達同士で遊びに行って食べたから?
何でだか自分でもわからないけど、

私の中で

「エンゼルフレンチ」=「ブラバン時代」
イコールになります。

(記憶がハッキリしてなくてスミマセン。)


中学の入学式の時、
ブラスバンド部の演奏を聞いて、
生の楽器の音を聞いて、
迫力に感動して入部を決めました。

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パートは、
Euphnium(ユーフォニウム)という楽器です。
高さが約65㎝くらいで、
イスに座って、
膝の上に置いて持って吹きます。

この楽器、ご存知な方いますか?

知人に聞かれて話すと、
知っている人の方が少なくて…。

あまりメジャーな楽器じゃないので
仕方ありません。


音は、トロンボーンに近い音かなぁ。
それよりは、少し低めの音だったような。

上手な人の音を聞くと、
低くて「まあるい」優しい音を出します。


子供の頃から音楽は好きで、
小学校の帰り道にリコーダーを吹きながら
帰ったりしました。
(今は見かけないなぁ。)

でも楽譜は全然読めなくて、
先輩と2人で
楽譜の読み方、リズムの取り方、音の出し方、
先輩という事で、ちょっと緊張しながら、
教えてもらって、
なんとか演奏会に参加できるようにり、3年間を過ごし、


そして…
高校の時は、中学の時のブラスバンド部の顧問の先生が代表を勤めていた、
社会人や学生と一緒のバンドに入り、20歳くらいまで続けていました。

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中学時代は、
部活、部活。
家に楽譜を持って帰って、
リズムをとる練習をしたり、
放課後、学校が休みに入ると練習があり、
校内にみんなで泊まって合宿をしたことも。

良い思い出も苦い思い出も
いろんな事がありました。
今思うと、とにかく一生懸命だったなぁ。






顧問の男の先生は、
ちょっと風変わりだったけど、
音楽に対して、演奏する事に対してのこだわりが、
すごかったです。

部員のメンバーは、ほとんどが中学から始めた人。
特別技術があるわけでもないので、

「心で演奏すること(音に魂をこめる。)」

気持ちを大切に。

とよく言っていたと思います。

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(↑注意事項やアレンジの書き込み。)

全体練習の時、
テンポの速い曲の時は、音が乱暴にならないように、
ゆったりした曲の時は、1音1音大切に吹くように、
その曲に合わせて、
先生の思うイメージを私たちに話してから
指揮を振ってました。


先生は食事にも気を使っていて、
玄米食の話や、砂糖を抜いた方が体にいい事もあるという話も。
(今で言うマクロビのことかも?)

色んな話をしてくれました。
(中学生には、?と思う事もあったけど今なら理解できそう。)


いつだかははっきり覚えてませんが、
あるホールで演奏会の時、

いつも先生が厳しくチェックが入ってしまう、
難しい雰囲気の曲の演奏が終わってから、
お客様からの拍手が十数秒、遅れて聴こえてきた事がありました。

いつもの拍手がくるタイミングより遅かったのです。

息を呑むように「シーン」としている間、
私も(多分、部員みんなも)固まったままの状態だったと思います。

お客様が私たちの演奏に引き込まれた?

だから拍手がおくれた?

ビックリした出来事でした。

良い演奏だったのか?何でだったかはわからないけど、
自分で感動したのを覚えています。


技術も大事だけど、
上手じゃなくても
「心を込めること」が大事なのかなぁ。と
この年になって改めて思います。

普段の料理でもモノ作りでも、
「心を込めて…。」





(先生も部員のみんなも元気かなぁ~?)
by 4bee-sunny-smile | 2009-05-15 18:17 | feel